7月15日【今日は何の日?】石山寺造営のために仏具彩色用の白土が真野から採取される

    過去の大津の【今日】の出来事を紹介します。

    石山寺 東大門(by 663highland)2009年 CC BY

    762年7月15日(天平宝字4年)
    石山寺造営のため、仏具彩色用の白土が滋賀郡真野村から採取される 『大日本古文書

    石山寺の増改築のため、仏具彩色用の白土が現在の大津市真野あたりで採取された日。7月15日から17日にかけて、白土が十三石(約940リットルほど?)採取されたようです。

    この時期に行われた石山寺の増改築では、田上山からは大量の造営用材が、大石山からは檜皮(ひわだ)が供給されたと記録に残っています。

    石山寺(いしやまでら)は、滋賀県大津市石山寺にある東寺真言宗大本山寺院山号は石光山。本尊は如意輪観世音菩薩(如意輪観音)。開山良弁西国三十三所第13番札所。

    歴史

    石山寺縁起絵巻』によれば[3]聖武天皇発願により、天平19年(747年)、良弁東大寺開山・別当)が聖徳太子の念持仏であった如意輪観音をこの地に祀ったのが始まりとされている。

    天平宝字5年(761年)から造石山寺所という役所のもとで堂宇の拡張、伽藍の整備が行われた。正倉院文書によれば、造東大寺司からも仏師などの職員が派遣されたことが知られ、石山寺の造営は国家的事業として進められていた。これには、淳仁天皇孝謙上皇が造営した保良宮が石山寺の近くにあったことも関係しているといわれる。本尊の塑造如意輪観音像と脇侍の金剛蔵王像、執金剛神像は、天平宝字5年(761年)から翌年にかけて制作され、本尊の胎内に聖徳太子念持仏の6寸如意輪観音像を納めたという。こうして石山寺は華厳宗の寺院として寺観が整えられていった。

    石山寺 – Wikipedia

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